2026/05/02 01:05

布を染めるたびに思うのは、
自然の色には“同じものが二度と作れない美しさ”があるということ。

今回の作品では、植物やお茶など自然由来の素材から色を抽出し、
布にゆっくりと染み込ませながら制作しました。
化学染料とは違い、草木染めは気温や湿度、素材の状態によっても色合いが変わります。
だからこそ、完成した瞬間の色はまさに“その日だけの表情”。

染め上がった布を木製ボードに貼り、
アートとして仕上げることで、
「飾れる自然」をテーマにした作品が完成しました。
切りっぱなしの布端や、にじみ、ムラ感も、
均一ではない自然らしさとして大切にしています。

最近は藍だけではなく、
玉ねぎやほうじ茶など、身近な素材から生まれる色にも魅力を感じています。
“色を作る”というより、
“自然から色を受け取る”。

そんな感覚を大切にしながら、
これからも一点ものの染め物アートを制作していきます。